「2階土間の家」の住まい手Mさんは外構工事の職人さん
1階は材料置き場として使い、2階が住宅となっています。
シンプルなカタチでありながら、外構屋さんらしく、
外を自由な使い方が出来る住宅にしたいというのがテーマでした。
しかし、国道沿いの交通量の多い場所で、狭い敷地には限界があり、
ならば、と提案したのが屋上が使えるRC造(鉄筋コンクリート造)
予算的には厳しい条件でしたが、
この記事で書いたとおり、
Mさん自身が型枠、鉄筋、左官工事など、多くを自分で施工出来る強みを活かし、
直営工事にすることで、条件をクリア。
南に位置する玄関土間は、土足空間とガラス面を広くとり、
道路からの緩衝帯をつくると共に、半外部的な空間にしています。
この半外部空間は、Mさんデザインで徐々に仕上げていく予定。
まだ仕上げ工事が残っている部分も多いですが、
これはこれで良し!! な雰囲気。
「味があって良い」と言ったら
「その言い方は・・・」と言われたけど、
ホント、こんな仕上げもありかも。